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										| Co2発生装置 |  
										| アクアリウムで水草水槽を作ろうと思ったとき、ミクロソリウムやウィローモスみたいな簡単
														な水草だとどうしても必要というほどの物ではないですが、難解な水草やリシアをそこに沈めて
														泡を出させたい等の状況だとやはりCo2添加は必要不可欠になります。 
 ではCo2添加をするにはどうすればいいか?アクアリウム専用のCo2添加装置という物があり
														ますが、ランニングコストと手間と器具のコストを考えるとマニア向けじゃないかなと思って
														います。とはいえ発酵式に利用すべき物もあるので検討をしてみることをおすすめします。
														また通称緑ボンベを利用するという手もあります、二酸化炭素のボンベです。
														 初期コストこそかかりますが詰め替えるコストは安いので長期的に大量に使うなら選択肢は
														これになるのではと思います。
 
 とはいえ大げさですよね、Co2添加を試してみる、水槽が1個だけでそんなに大きな水槽じゃ
														ないとかなら発酵式Co2方式で十分だと思います、初期コストは上記2つより格段に安く済みます。
														長所としては手軽に試せて、それほどコストがかからないことですが、短所としては格好が悪い、
														逆流の危険、Co2量の調整が困難といったところでしょうか。調整が出来ないためエビを水槽で
														飼っている方は夏場の夜は水槽から出した方がいいと思います。
 
 
 では作ってみましょう、まず1.5リットルのペットボトルを1個、エアポンプなどのチューブ
														などに使うジョイントを数個(状況による)、イースト菌を小さじ一杯、砂糖をカップ2杯
														程度、そして寒天を1g程度(柔らかく固まる程度)それに水を300ml+αを準備します。
													   接着用にホットボンドかシリコン(防腐剤入りは不可)がいいでしょう。
														 注意点としてはペットボトルは炭酸飲料が入っていた物、イースト菌はあけた後必ず空気が
														入らないように封をして冷凍庫で保存ぐらいでしょうか。
 
 1 まずペットボトルのキャップに穴を開け、ジョイントを刺して接着します。
 2 鍋に水を入れ暖め、寒天と砂糖を煮溶かします。
 3 溶けた寒天液を少しさましてペットボトルに入れて固めます。(軽く暖かい程度で)
 4 そのペットボトルに7割程度水を入れイースト菌を振りかけてキャップを閉めます。
 5 発酵するまで待つ
 6 発酵した後発酵液が逆流する可能性があるためバケツや洗面器の中に入れて少し待ちます。
 逆流が無いようならエアチューブを取り付け完成です。
 
 とりあえずこれで添加装置は完成しますが、エアチューブの先にはCo2ストーンなど細かい泡
														が出る物を付けて水槽に入れましょう。
 また逆流の危険を更に防止するため、500mlのペットボトルのキャップに穴を2つ開けて、
														ジョイントを2つ取り付け接着します。そのままキャップを閉めて片方を添加装置、片方を水槽
														側に設置すると逆流時に500mlのペットボトルがトラップになって逆流を防げます。
 
 またキャップの添加装置側のジョイントの裏側に長めに切ったチューブかストローを付けて
														ストローの先より少し多めに水を入れておくと、バブルカウンターもどきになります。市販の
														バブルカウンターとは互換性は皆無ですがある程度使えるのではないかと思います。
 夏場の場合は寒天で制作すればいいのですが、冬場の寒い部屋だと発酵が促進されない場合
														があります。その場合重曹を5g入れて寒天を抜いた物で作るといいでしょう。
 
 以上、失敗時に水槽内に甚大な被害があったとしても自己責任でお願いします。
 
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